インドではどこでも牛を見ることができる。
探す必要性さえない。
今歩いている道にもしいなければ、次の角を曲がればきっといるはずだ。
それくらいどこにでもいる。

ある日、同じ職場のシドに聞いてみた。

"Your God?"
"Yes!"

チカラ強い答えをもらった。
やはりインドでは牛は神なのだ。
牛などと呼んではいけない。
Godと呼ぼう。

こんなにも神がそばにいるということを実感できる機会もなかなかない。
ということでこの国の神について書きました。
ほんのすこしだけですが、どのような神なのかが伝道の一端を担えればと思います。

神は安らかな木陰を好みます。

GodinShade

木陰にいても陽が差し込む姿は神々しいの一言に尽きます。

神は枯れ葉を集めベッドにされます。

GodinBed 神は貧しさに負けない大切さを教えてくれます。
枯れ葉を集めれば快適なときを過ごせることを学びました。

神はコンクリートの上でさえ安らかにあります。

GodonConcrete

神は貧しさに負けない大切さを教えてくれます。
枯れ葉さえそもそも必要ないものなのです。

神は意外とストリートボーイです。

GodinStreet

道端ですこしうつむき加減で下を見ているその姿。
神と人とでは気高さに雲泥の差があります。

神は気分に合わせた色を選ばれます。

brown

秋の新作でしょうか?

神は人の仕事の監査もします。

Godcheck

この手抜き工事には神も大変お怒りです。

神はときどき心を鬼にされます。

GodHorn

この国の人間の所業に怒りを抱くこともあるのでしょう。
鬼のようなツノを生やされております。

神はよき人の仕事をお認めになられます。

GodFoods

この花を植えた人も非常に光栄なことでしょう。
鉢植に咲く花を神が召されたということは、神に認めてもらえたことの証なのですから。

神はときどき人に飼われます。

GodisPet

家畜なのでは?と疑念を抱くのは心が穢れている証です。

今回は以上でございます。

カンタンながらこの国の神についてご紹介させていただきました。
この国の神はとてもひとつの記事では紹介しきれないほど深遠な存在であるので、今後も何度か記事を書いてお伝えできたらと思います。